嚥下性肺炎とは?
嚥下性肺炎というのは、誤嚥によって飲食物や口腔・胃の分泌物などが気管に入ってしまうことによって起こる肺炎のことをいいます。
嚥下性肺炎は、誤嚥後数時間で肺胞性水腫や出血を伴った科学性肺炎が起こり、さらに閉塞性無気肺へと進みます。
なお、嚥下性肺炎は、特に長期臥床によって嚥下機能の低下した高齢者に起こりやすく、高齢者の主要な死因の1つになっています。
嚥下反射とは?
嚥下反射というのは、口腔内の飲食物を胃まで送る、つまり飲み下す運動にかかわる不随意の反射のことをいいます。
嚥下反射は、食物が咽頭後壁粘膜を刺激することによって起こります。 |